ウイグル問題は他人事ではない
日本のメディアが、全くと言っていいほど取り上げない「ウイグル自治区」の問題について、知っている人は少ないのではないでしょうか。
ウイグル自治区では、現代社会において考えられないようなことが、今現在も行われています。
職業訓練所という名の強制収容所で、「人体実験」「虐待」「臓器狩り」などが行われているのです。ナチスが、ユダヤ人を虐殺した強制収容所である「アウシュビッツ」に匹敵するような蛮行です。
この記事は清水ともみさん著『命がけの証言』を参考にして書いています。
現代に、こんなことが起こっているなんて信じられないような、残酷な真実が描かれています。残酷で目を背けたくなりますが、世界中の人が知っておかなければならない真実です。
そして、私たち日本人にとっては、決して他人事ではないのです。
ウイグル自治区での臓器売買
ウイグル自治区には、180ヵ所を超える職業訓練所という名の強制収容所があり、100万人以上のウイグル人が収容されています。
まるでナチスのユダヤ人への迫害のようで、「外国人と話したことがある」というだけで罪に問われ、収容されたりするそうです。
収容所では、様々な虐待が行われています。
例えば、全員検診と称して12歳から65歳の血液・DNAの生体データを収集し、臓器売買に利用しています。中国は年間10万件以上の臓器移植をしている臓器移植大国で、臓器移植専門病院まで存在します。
ウイグルのカシュガルというところの空港には、臓器専門の運搬通路があったほどです。海外から臓器移植ツーリストも招いていて、お金を積めば若い臓器を短期間で得ることが出来るそうです。
これらは、もちろんウイグル人などの臓器を売っているのです。麻酔なしで臓器を切り取ったりしていたという証言などもあります。小さな子供たちが、次々と行方不明になっており、臓器売買の犠牲になっていたりすることが考えられるのです。
民族浄化
強制収容所では、理由なく投薬注射などをされていて、その結果「認知機能低下」「無精子症」「生理が来なくなる」などが起こっていると言います。そして、自費で麻酔なしの避妊手術をされられることもあるといいます。
これらは、民族浄化です。ウイグル人の血を消していっているのです。
言語は中国語を強制されたり、ウイグル人の女性はウイグルを薄めるために、男余りの漢人と強制的に結婚させられたりします。
完全な侵略です。
中国製品が未だに安いのも、ウイグル問題が関わっています。
ユニクロが、安くて質が良いのはなぜか知っていますか?
ウイグルの綿を使用しているからです。その裏には、奴隷のような扱いを受けながら働かされているウイグル人がいるのです。
- “参考記事”
中国の侵略
中国の侵略は、狡猾です。
経済協力を名目に、少しずつ中国人をウイグルに送り込んでいきます。少しずつ、ウイグル内の中国人の割合を増やしていくのです。
そして、中国人の数が十分に増え、多数派をとった瞬間に態度を豹変させます。 支配がはじまり、弾圧・虐待と進んでいきます。
報道しない自由
このようなことが、日本のメディアではほとんど報道されることはありません。
いわゆる「報道しない自由」です。
日本のメディアには、中国の検閲が入るなど、圧力がかかっています。尖閣の問題や、中国大使館へのデモなども、ほとんど報道されません。
腐ったメディアは、真実は報道しないわけです。
以前、テレビ朝日の小松靖アナウンサーが生放送で勇気ある発言をしました。
- ウイグル問題は我々メディアも非常に扱いにくい問題で、
- 中国当局のチェックも入りますし、だから我々報道機関でも、
- ウイグル自治区のニュースを扱うのはタブーとされています。
小松アナ個人としては、勇気のある行動で頭が下がりますね。
しかし、メディアや国としては腐りきっています。もはや、日本は独立国家と言えるレベルではないように思えます。
ちなみに、欧米諸国は次々と中国のウイグル自治区への行動を「ジェノサイド認定」していますが、日本は慎重です。中国に遠慮しているわけです。 控えめに言って、クズです。
- “参考記事”
他人事ではない
ウイグル自治区の問題自体が、許されるべき問題ではありませんが、それ以上に日本にとっては他人事ではありません。
明日は我が身です。
中国は、モンゴル自治区や香港や台湾に対しても、ウイグル同様に侵略を着々と進めています。
そして、それは日本も同じです。日本人には、想像しにくいかもしれませんが、日本の侵略は確実に進んでいます。
日本はデフレが続いたため、地価・物価・人材などが、世界的に見てどんどん安くなっています。それを、中国をはじめとした国が、買い漁っています。
それを加速させているのが、新型コロナ騒ぎです。
緊急事態宣言などを繰り返し、弱った中小企業や優秀な人材や土地などを、どんどん買われてしまっています。政府などは、日本を売りたいのではないかと思ってしまいます。
また、地方などの過疎化した地域に、中国人などが増えていますよね。
「若い人が来てくれた」と喜んでいるかもしれませんが、そのうち人口比率が逆転してしまえば、日本なのに日本でなくなる可能性があります。そのような場所が増えていくことで、日本も乗っ取られかねません。
まずは、ウイグルにおける中国の蛮行を知ってください。
ぜひ一度、この本を読んでみて頂きたいと思います。