利己的になってしまっている日本人の本質
今の日本では、「自分さえよければいい」という利己的な考え方が蔓延しています。「今だけ、金だけ、自分だけ」というやつです。
以前から、そのような傾向はありましたが、コロナ茶番が始まって一層顕著になっているように思います。トイレットペーパーを買い占めるなどはわかりやすいことですが、そのようなことだけではありません。
ワクチンやマスクを強制する連中がいたり、自粛警察などが存在することも同様です。そのような連中は、みんなで仲良くワクチンを打ってマスクをして自粛することが、利他的な行動と勘違いしていることでしょう。
実際は利己的の極みなんですけどね。まあそもそも、何の効果もなくデメリットしかないことを強制しようとする時点で、利己的どうこうの前に害でしかありませんが。
しかし日本人は本来的には、非常に利他的で民度の高い民族です。そのことは歴史を振り返ってみても、明らかです。
日本人は、世界的に見ても稀有で、とても優れた民族性を持っている民族なのです。
ところが、その利他的な精神が失われつつあります。日本人がどんどん利己的になり、民度が低くなっているのです。
それは政治家を見れば、一目瞭然です。政治のレベルは国民のレベルですから、カスみたいな政治家が多いということは、国民のレベルが低いということです。
そのような状況から脱却し、本来の日本人の良さを取り戻すには、まず正しい歴史教育などが必要です。現在の教育は、事実ではない嘘ばかりですからね。
縄文文明
世界最古の文明である世界4大文明と言えば、メソポタミア文明・インダス文明・エジプト文明・中国文明を指すことがあります。
ただし、それより以前にインカ文明やシュメール文明があったことがわかっています。
- インカ文明
- 現在の南米あたり。約7000年前。
- シュメール文明
- 現在のイラクあたり。約8000年前。
しかし、実はそれらよりはるかに以前に高度な世界最古の文明が存在していたのです。
それが、日本の縄文文明です。いわゆる縄文時代です。
この縄文文明は、1万7000年前から3000年前まで続いたとされています。
(説によって、多少のずれがあります。)
1万4000年という、とんでもなく長い期間続いたのです。そして縄文文明は、世界4大文明に劣らないほど高度な文明だったと考えられています。
つまり
- 日本には世界最古の、高度な文明が存在した
ということなのです。
また、現在日本中で数万か所見つかっている縄文遺跡には、非常に大きな特徴があります。世界の古代遺跡からは必ず出土するある物が、数万か所ある縄文遺跡からはただ一つも見つかっていないのです。
そのある物とは、対人用の武器です。数万か所の縄文遺跡からは、小動物を狩るための武器は出土していますが、対人用の武器は未だに一つも見つかっていないのです。
つまりこれは
- 1万年以上の縄文時代に、戦乱が存在しなかった
ということを意味すると考えられています。
欧米などの文化からすれば、考えれられないような平和が、とんでもなく長い期間続いていた可能性が非常に高いのです。このことから、日本人は争いを好まない遺伝子を持っていると考えられるわけです。
しかし、なぜか学校ではこのようなことは習いません。世界最古で高度な文明を持ち、そして世界で類を見ないほど平和という素晴らしい文明のことを日本の教育では教えないのです。
日本人の死生観
このような縄文文明を基に、その後も日本人は独自の文化を育んできました。特に特徴的なのが、宗教です。
日本古来の神というのは、一言で言えば自然です。八百万の神と言われるように、太陽や月や土、海や風や岩や動物たちなど、ありとあらゆる自然には神が宿ると考えていたのが日本人の先祖です。
最高位の神様と言われる天照大神(アマテラスオオミカミ)も、太陽の象徴ですしね。このように日本人の神の捉え方は、欧米などを始めとした他の国とは大きく異なります。
多くの宗教は大雑把に言えば、信じることで生前や死後の自分が、幸せになるためのものです。あくまでも、自分のためのものだということです。
しかし日本人は、人間の力を超越した自然からの恩恵に感謝することが、いわゆる信仰だったわけです。つまり、日本人は地理的にも豊かな自然に囲まれていたため、自然に感謝して自然と調和することを続けてきた民族なのです。
そのようなことから、日本人は自分自身よりも、自然を含めた共同体を大切にする精神が身に付いていったのではないでしょうか。利己的ではなく、利他的な精神です。
自分さえよければ良いというわけではなく、自然の恵みを世代を超えて引き継いで、共同体のことや未来の子孫のことを第一に考えるのが日本人なのです。
戦国時代などの、「切腹」などは良い例です。領民の安全と引き換えに、自らが犠牲になって腹を切ったわけです。
また領民の安全だけでなく、自分が腹を切ることで、先祖や子孫の名誉も守ったのです。そして見事に腹を切れば、敵であっても称賛を惜しまなかったのです。
つまり日本人は自然や先祖に感謝しつつ、自分の命よりも共同体や未来の世代や誇りを大切にしてきた民族なのではないでしょうか。
素晴らしい精神性ですよね。 日本人は、本来そのような世界でも突出した精神性を誇るべきではないでしょうか。
日本人は子どもを大切にする
江戸時代も、そんな日本人が作り上げた素晴らしい社会だったと言われています。学校の教育などでは、文明の遅れた後進的な社会で貧困などが問題だったように言われることもありますが、そのようなことはありません。
江戸時代は、非常に文明的な社会だったことがわかっています。唯一貿易をしていた長崎から入った外国人の残した手記などには、日本を褒め称えるものが多く残されています。
確かに産業革命は起こっていませんでしたから、蒸気機関などの面においては列強に大きく劣っていた部分はあったでしょう。しかしそれを除けば、非常に文明は発達した社会だったのです。
特に外国人を驚かせたのは、日本人の精神性だったそうです。人を思いやり利他的で誇り高い精神性は、外国から来た人々から見れば、驚愕的なものだったのです。
また、彼らは日本人の子どもを大切にする文化にも驚いています。
日本人ほど、子どもを大切にする民族はいない、というようなことを口を揃えていっているのです。
日本人の共同体を大切にし、子孫を大切にする心が江戸時代にも根付いていたのでしょう。
教育がゆがめられている
このように、元来利他的で誇るべき民族性を持った日本人なのですが、多くの人は日本のことを良く知らないのです。それは、教育が歪められて嘘ばかり教えられているからです。
学校教育では、縄文文明のことはろくに教わりませんし、教わっても貧しくて文明の遅れた時代とされがちです。
また江戸時代も同様で、文明の遅れた貧しい時代というイメージを植え付けられ、あたかも江戸時代が悪い時代のように扱われます。
さらには太平洋戦争も嘘ばかりです。本来であれば、太平洋戦争ではなく、大東亜戦争です。日本が起こした世紀の大犯罪かのように教えられますよね。
このように教育が歪められているのは、言わずもがな敗戦後GHQによって、嘘の歴史が作り上げられ、それを教え続けているからです。
アメリカなどの戦勝国は、日本が二度と立ち上がれないようにするため、日本人の自尊心を壊すために教育を捻じ曲げたわけです。その結果、狙い通りになってしまっています。
今や、日本人ほど自国に対して自虐的な民族はいません。そして、日本否定と欧米最高のような流れになってしまっているのです。
本来利他的で誇り高い日本人は、どんどん利己的でプライドを失ってしまっています。様々な要因はあるでしょうが、根幹は間違った嘘の教育を受け、それを疑いもせずに信じていることによるのです。
まとめ
- ・日本人は、元来利他的で自然と調和する誇り高い民族
- ・縄文文明は、世界最古の高度な文明
- ・江戸時代は、豊かで高い文明を持っていて、人々の精神性が高かった
- ・戦後、嘘の教育を受け続け、日本人は自虐的・利己的になっている
縄文時代から続く遺伝子が、日本人の中にはあるはずです。
今は、その素晴らしいものが壊されています。子供の頃から自虐を刷り込んでいますからね。
しかし、本当の日本の歴史を学べば、日本人の本来の姿に戻れるかもしれません。
日本の復活には、まず日本の長い歴史を学んで理解する所から始める必要があるのではないでしょうか。 ぜひ日本の歴史を学んでみてください。