コロナで日本が一人負け
科学的に効果がないことが分かっている緊急事態宣言を、また延長するようですね。
恐らく、オリンピックまで引っ張るのでしょう。
緊急事態宣言や蔓延防止措置は、
- ・感染拡大防止にはならない。
- ・経済を縮小させる。
ということは、数字で見ても明白です。
意味がないどころか、害でしかありません。
しかし、相変わらず日本人の多くは、「コロナ怖い病」が治らないようです。この期に及んで、「緊急事態宣言もやむなし」という雰囲気があるのは、もはや異常です。
もちろん、メディアや政治家が最も罪が重いのは間違いありませんが。
現在、着々と日本の貧困化と、世界の中での日本一人負け状態が進行しています。
欧米諸国から見たら、コロナの被害は二桁違う日本が、一人負け状態になっているのです。
(「コロナの被害」をメディアや政府がでっち上げた数字を用いたとしてもです。)
日本の2020年度のGDPや、2021年度1~3月期のGDPが、本当に大変なことになってしまっています。
これは完全なる人災です。
世界各国とのGDP比較
GDPを簡単に言うと、その国の経済力です。
つまりGDPが増えていれば経済的に成長していて、GDPが減っていれば経済的に縮小しているということです。
もっとわかりやすく言えば、GDPが増えれば給料は上がり、GDPが減れば給料は下がります。
日本の2020年度のGDPは、前年度比マイナス4.6%でした。
これは2008年のリーマンショック時の、マイナス3.6%を上回り、史上最悪の数字です。
あれだけ緊急事態宣言などを出したりして、自粛や休業をさせれば、そうなりますよね。
そして2021年1~3月期のGDPはマイナス1.3%となり、年率換算だとマイナス5.1%となります。
ちなみに、2021年1~3月期の世界各国のGDPと比べると
- ・アメリカ +6.4%
- ・中国 +0.6%
- ・ユーロ圏 ―2.5%
- ・日本 ―5.1%
(すべて年率換算)
となります。
欧米に比べて、圧倒的にコロナの被害が少なかった日本が、経済の回復が欧米よりも遅れているのです。
他国と比べると、日本はどんどん貧困化が進んでいるのです。
今後、日本に不景気の波がやってくるのは、ほぼ間違いと思われます。
買われる日本
コロナとは関係なく、日本は過去30年間世界で唯一経済が縮小してきた国です。
世界で唯一、どんどん貧しくなっている国だということです。
これは長期のデフレによるものですが、デフレが続いているのは、政治家などが「財政再建」「構造改革」「緊縮財政」という間違ったことばかりを続けてきたせいです。
そして、それを後押しした私たち国民のせいでもあります。
そのような人災である長期のデフレによって、日本は世界的に見ても「安い国」になってしまいました。
「安くて何が悪いの?」と思うかもしれませんが、非常に悪いことなのです。
どんどん経済成長している海外の人たちから見たら、日本は何もかも安いのです。
コロナ前に外国人観光客がどんどん押し寄せていたのは、「おもてなし」の効果ではなく、日本が安いからです。
そして外国人が買うのは、商品だけではありません。
「土地」「企業」「人材」を、どんどん買い漁っています。
日本が海外に買われているのです。
東南アジアなどに旅行に行くと、物価が安いイメージありますよね。
そして日本人などの観光客が買い物したり食事をしたりするところは、地元の人には価格が高くて利用できないイメージありませんか?
現代は、「その地元の人=日本人」を言う扱いになっているわけです。
そしてコロナ騒動では、日本は欧米に比べて被害が極小だったにもかかわらず、経済の回復が欧米に比べても遅れているのです。
はっきり言ってしまえば、コロナ騒動は日本が世界と比べて回復する絶好のチャンスでもあったのです。
それなのに、メディアや政治家などの煽りと国民の「コロナ怖い病」によって、さらに貧困化する方向に猛進して行っているのです。
未来を守るために
このような状況が続けば、未来はどうなるのでしょうか。
私たちの子供や孫やその子孫の時代は、日本人が日本で外国人に低賃金でこき使われて、外国人たちと同じものを食べられない時代になってしまいかねません。
そのような恐ろしいことが、どんどん進行しているのです。
その犠牲になるのは、私たち大人ではないのです。未来の世代なのです。
今の大人が、思考停止で「日本が財政破綻する」「コロナは危険だ」などと、真実ではないことばかりに踊らされているせいで、未来の世代が犠牲になります。
私たち大人は、その時もう生きていないから関係ないのでしょうか。
無知は罪にもなり得ます。
大人の無知や愚行は、未来を壊します。
未来を守るためには、しっかりと真実を見て、適切な行動をとる必要があります。
未来を守るためにも、無駄な自粛などを今すぐやめて、しっかりと経済を回さなくてはなりません。
正直大人は、何をしようが自己責任です。
自分の無知のせいで、自分が苦しむのは自業自得です。
しかし子どもたちは違うのです。
大人がバトンを繋いでいかなくてはならないのです。
子どもたちや未来のために、一人一人が適切な行動をとることが必要不可欠です。