2021年2月17日から、新型コロナワクチンの医療従事者への接種が開始されることになりました。
「待望のワクチン」といったところでしょうか。
そりゃそうでしょ!!
世の中的にも、当然早くワクチンを接種するべきという流れになっています。
しかし新型コロナワクチンに限らず、ワクチンを接種するかどうかは本人の希望によるものです。
接種するかしないかは、周りに流されるのではなく、自分の頭でよく考えて判断する必要があります。
実際に今回の新型コロナワクチンは、安全性などに対して多くの疑問が残ります。
新型コロナワクチンについて、わかりやすく説明していきますので、自分で考えて判断するための一つの参考にしていただけると幸いです。
新型コロナワクチンのメリット
そもそもワクチンは、ウイルスや細菌などの病原体の毒素を弱めたり無くしたりしたものです。
ワクチンを接種することで、あらかじめその病原体に対する免疫を体の中に作っておこうということですね。
免疫をあらかじめ作っておくことで
- ・その病原体の感染を防ぐ
- ・感染した場合の重症化を防ぐ
という効果が期待できるわけですね。
では新型コロナワクチンには、どの程度の効果があるのでしょうか。
アメリカのバイオテクノロジー企業であるモデルナは、開発している新型コロナワクチンについて、「95%近い有効性があるデータが得られた」と発表しました。(2020年11月)
アメリカ製薬会社のファイザーも、似たような結果を発表していますね。
このような結果を出したモデルナの調査は、以下の通りです。
開発したワクチン投与 | 生理食塩水を投与 | |
---|---|---|
全体人数 | 15,000 | 15,000 |
コロナの症状でた人数 | 5 (0.03%) | 90 (0.6%) |
重症化した人数 | 0 | 11 (0.07%) |
全体人数 | |
---|---|
開発したワクチン投与 | 15,000 |
生理食塩水を投与 | 15,000 |
コロナの症状でた人数 | |
---|---|
開発したワクチン投与 | 5 (0.03%) |
生理食塩水を投与 | 90 (0.6%) |
重症化した人数 | |
---|---|
開発したワクチン投与 | 0 |
生理食塩水を投与 | 11 (0.07%) |
- A群:開発したワクチンを15000人に投与。
- B群:ワクチンの代わりに生理食塩水を15000人に投与。
その結果、コロナの症状が出た人の人数は
- A群:5人
- B群:90人
コロナが発症して、重症化した人数は
- A群:0人
- B群:11人
となったようです。
ワクチンの有効性の95%という数字は
90÷(90+5)=94.7%
というところからきているようですね。
正直この計算の意味はよくわかりませんし、コロナの症状というのが何を指すのかもよくわかりません。
咳や発熱といった症状だとした場合、普通の風邪と判別できるのかも不明です。
ただし結果としては、ワクチンを投与した人は
- ・症状が出る人は大きく減った
- ・重症化した人はいなかった
ということになりますね。
しかし逆に言えば、ワクチンを投与しなかった人の99.4%は症状すら出なかったということも言えますね。
新型コロナワクチンのデメリット
メリットを確認した後は、デメリットも確認しましょう。
新型コロナワクチンに限らず、ワクチンを始めとした全ての薬はメリットだけでなくデメリットも存在します。
メリットしかないものは存在しませんから、必ずデメリットも考慮しなくてはなりません。
これは薬に限った話ではないですね。全てのことについて、同じことが言えます。
ファイザーとバイオンテックが共同開発したワクチンにおいて、接種による有害事象を調査した結果が以下のようになります。
ワクチン投与人数 | 112,807 |
---|---|
健康への影響 | 3,150 |
112807人にワクチンを投与したところ、3150人に健康への影響が出たとのことです。
健康への影響とは、日常生活を送れない・働くことが出来ないレベルのものとされています。
- 有害事象が起こる確率は
- 3150÷112807=2.8%
- となります。
つまり2.8%の確率で、日常生活を送れない・働くことが出来ないレベルの副反応が起こる可能性があるということになります。
メリットのデータもデメリットのデータも、これだけで絶対的に判断できるものではありませんが、考える材料にはなりますね。
ワクチンをうたなくても99.4%発症すらしない感染症に、2.8%の確率で日常生活を送れなくなるワクチンをうつべきなのでしょうかね・・・・
ワクチンを作るのは非常に困難
そもそもワクチンというものは、そう簡単にできるものではありません。
病気が発見されてワクリチンが出来るまでの期間は
- 麻疹
- 10年
- 子宮頸がんワクチン
- 25年
- チフス
- 100年近く
- HIV
- 40年近く完成に至らず
- マラリア
- 100年以上完成に至らず
- SARS
- 開発を断念
となっています。
これだけ見ても、ワクチン開発が非常に困難であることがわかるのではないでしょうか。
SARSウイルスは、開発そのものを断念していますね。
ちなみにSARSは、新型コロナウイルスとおなじコロナウイルスです。
ワクチン開発が難しいのは、他の薬と違って病気の人に投与するものではないからというのが一つあります。
健康な人に投与しますよね
だからこそ、安全基準が厳しいわけです。
それなのに新型コロナウイルスのワクチンだけが1年半で問題なく完成するというのは、どうなのでしょうね。
実際に1年半で優秀なワクチンができたとしたら非常に良いことですが、妄信するのは危険かもしれませんね。
リスクとリターンを考える
ではワクチンを接種するかどうかを考えるときに、何を考えればいいのでしょうか。
当然メリットとデメリットを考えるわけですね。
それはつまり、ワクチンを接種することによるリスクとリターンを考えるということです。
非常にシンプルに
- リスク>リターンと考えた場合
- ワクチンは接種しない
- リスク<リターンと考えた場合
- ワクチンを接種する
ということになりますね。
そしてリスクやリターンをどう考えて判断するかは、自分自身で様々な情報を集めて判断しなくてはなりませんね。
まとめ
ワクチンをどうするかは、自分自身でリスクとリターンを考える必要があります。周りの雰囲気で決めるものではなく、自分で決めるものです。
決める上で情報をどのように集めて判断するかも、自分次第です。しっかり自分で考えて判断されてくださいね。
ちなみに私個人としては、全く接種する気はありません。
リスクばかりあって、リターンは0と言っていいようなものだと思っています。
それでは。