【人口動態統計】感染爆発による死者数増加は嘘

2022年10月分の人口動態統計が公表されました。

人口動態統計とは、厚生労働省が1年を通して月ごとに、出生数・死亡数・死産数・婚姻数・離婚数を集計して公表するものです。

約2カ月遅れで公表されるため、2022年12月下旬に2022年10月分が公表されました。

2022年10月の死亡数は13万1840人となり、前年同月と比べて1万1059人増加しました。

2年前の同月と比べると、1万3802人増加しています。

但し死亡数の増加は10月に限ったことではなく、今年の死亡数は全体的に非常に多くなっています。

特に多くなっているのが、2月3月8月9月10月です。

2013年から2022年の月別死亡数の推移は以下のようになります。

さらに期間を伸ばして2004年から見てみると、以下のようになります。

死亡数は基本的に年々増加している傾向にありますが、それでも今年の死亡数は例年にない異常な多さだということがわかります。

この死亡数が増加している原因ですが、メディアに出たりしている医者や専門家は、新型コロナの感染爆発と医療逼迫だとしています。

それについて以前記事を書きました。

「死者数激増の原因は感染爆発」は本当か？ 2022年9月分の人口動態統計が公表され、8月と9月に限らず2022年の死者数は例年よりも非常に多くなっています。しかし死者数の増加は感染爆発や医療逼迫だという主張は、まるで断定できるようなものではないの．．．．

この記事でも書きましたが、感染爆発や医療逼迫が原因かどうかを判断するためには、10月分の人口動態統計が鍵になります。

その結果が公表されましたので、考察していきます。

「感染爆発・医療逼迫が原因」は嘘

以下は、2022年のPCR陽性者数の推移です。

厚生労働省やメディアや医師や専門家たちは、PCR陽性者数を新型コロナ感染者数として扱っています。

もちろんPCR陽性と新型コロナ感染は別物ですが、ここではそのことは一旦置いておきます。

2月あたりと8月あたりに山があるのがわかります。

次に、2022年の新型コロナ死者数の推移です。

新型コロナ死者数も、PCR検査陽性であれば死因は何であれ新型コロナ死とされますから、この公表されている死者数は大幅に水増しされていますが、こちらも一旦置いておきます。

2月から3月あたりと8月から9月あたりに山があるのがわかります。

人口動態統計による月別死者数の推移をもう一度見てみましょう。

これまでは、2月3月8月9月あたりが例年に比べて非常に多くなっていました。

この時期が、PCR陽性者数や新型コロナ死者数が多い時期と一致するため、感染爆発や医療崩壊が原因という主張がされていたわけです。

しかし、鍵となる10月が公表されたことで、その理屈に矛盾が生じています。

グラフを見てみると、新型コロナ感染者数（PCR陽性者数）も新型コロナ死者数も、10月は非常に少ないのがわかります。

ピークアウトしている時期です。にも拘らず、人口動態統計における10月の死亡数は、例年より非常に大きい数になってしまっています。

矛盾していますよね。死亡数増加の原因が、感染爆発や医療逼迫なのであれば、10月の死亡数は少なくなっているのが自然です。

10月は感染爆発も医療逼迫も起こっていませんからね。他に原因があると考えるのが、妥当でしょう。

ワクチンが影響している可能性は極めて高い

ではなぜ死亡数が増加しているかと言えば、やはり新型コロナワクチンが原因になっている可能性を考えるのは当然のことです。

もちろん、私たち人類が把握できないような何かが起こっている可能性もありますから、断定するのは危険です。

しかし2021年・2022年と死亡数が増加していて、新型コロナが原因でないとしたら、ワクチンの可能性を考えてしっかり調査することは必要不可欠です。

以下は、年間の死者数の推移です。

2022年に関しては、10月までのペースが12月まで続いた想定の値です。
（10月までの死亡数合計に12分の10をかけています。）

やはり2022年は、増え方が例年よりも大きいのがわかります。新型コロナワクチンの死亡報告がされているのは、氷山の一角に過ぎません。

ワクチンというのは、健康な人に予防的にうつものですから、治療などに比べて安全性がさらに求められます。

「因果関係が立証できないから、そのまま続行」というのは、明らかにおかしいのです。

本来であれば、「因果関係を完全に否定できないのであれば、一旦注視して疑って精査する」ということが必要です。

過去にも、薬害肝炎や薬害エイズなどの問題もありました。

危険性を認めず、安全を主張して続けた結果が被害を大きくしたことは間違いありません。現在行われていることは、それらの事件と何ら違いません。

まとめ

現在行われていることは、全く科学的ではありません。科学本来の姿勢は、「信じも疑いもせず、ただ確かめるだけ」のはずです。

新型コロナワクチンがどれほどの影響があるのかを断定することは、現時点では難しいと言わざるを得ません。

しかし、少なくとも情報をしっかり収集して精査するべき事象のはずです。それをしないどころか、国はあらゆるデータを改ざんしたり隠したりしています。

その時点でおかしいのは明らかだと思いますが、何も考えていない人が多すぎますね。今後も死亡数は増え続けそうです。