新型コロナウィルスの影響で、2021年1月8日から1都3県で2度目の緊急事態宣言が出ました。
この流れが全国的にも拡がっていきそうです。
なぜ全く必要のない緊急事態宣言が出されるのでしょうか。
メディアや政治家の多くは、利権のためなのは明らかですよね。
では国民はどうでしょうか?
なぜ多くの国民が正常な判断をできないのでしょうか。
理由の一つに「数字の読み方を知らない」ということがあります。
数字の読み方くらい知ってる!!
もちろんわかっている人もいると思いますので、そのような人はスルーしてください。
しかし数字の読み方を知らない人が、非常に多いのは事実です。
この記事では、どのように数字を読んで判断すればいいのかをわかりやすく説明していきますね。
数字は単体では意味がない
数字が単体で存在しても、何の意味も持たないですよね。
例えば
1000って大きいですか?
こんなこと聞かれたら、どうですか?
答えようがないですよね。
まず数字には単位が必要です。
人、円、ドル、cm、m、km、g、kgなどなど。
たくさんの単位があります。 その単位を数字につけることによって、何の分野の話をしているかがわかりますね。
- ・単位が人であれば、人数の話
- ・単位が円やドルであれば、お金の話
- ・単位がcmやmやkmであれば、距離の話
- ・単位がgやkgであれば、重さの話
こんな感じですね。
しかし単位を付けただけでは、まだ数字に意味はありません。分野が決まるだけです。
比較することで数字は意味を持つ
では仮に単位を「円」としてみましょう。
一つ質問です。
「100万円」は大きいですか?小さいですか?
100万円は大金だから大きいかな
確かに多くの人にとって、100万円は大金ですよね。
ですが、ここで100万円が大きいか小さいかを判断することは不可能なんです。なぜならこの100万円という金額が、何の金額かわかっていないからです。
もしも都会の新築3LDKのマンションの購入金額だったら、めちゃくちゃ安いですよね。
もしかしたら月収のことかもしれません。
年収のことかもしれません。
銀行の預金残高のことかもしれません。
つまり何の金額なのかによって、判断は変わってきます。
ではもう一つ質問です。
月収の話だとした場合、「100万円」は大きいですか?小さいですか?
月収100万円は、絶対大きい!!
そうですね、ほとんどの人がそう思うでしょうね。
では最後の質問です。これが一番大切な質問になります。
なぜ「月収100万円」が大きい金額だと感じましたか?
できれば一旦よく考えてみてください。
Thinking Time・・・
どうですか?
なぜ月収100万円が大きい金額と判断したのか、結論は出ましたでしょうか?
恐らくは
- ・自分の月収よりも高いから
- ・平均よりも高いから
というような理由が多いのではないでしょうか。
これらに共通しているのが、「比較している」ということです。
もしかしたら100万円を大金と思う理由が、「うまい棒を10万本買えるから」という人もいるかもしれません。
それでもうまい棒の値段を基準にしているわけですから、「比較している」ということには変わりありません。
もう一つ例を出してみます
子どもが学校のテストで、80点を取ってきたとします。
この点数は良い点数でしょうか、それとも悪い点数でしょうか?
80点という点数だけでは判断できませんよね。
平均点・最高点・最低点などの基準が必要になりますよね。
これらの基準と比較することで、80点という数字がどのような意味を持つのかが決まってきます。
要するに数字というのは、比較することで初めて意味を持つことができるのです。
条件を合わせないと比較の意味がない
数字は比較しないと意味がないことがわかったところで、もう一つ必要なことを説明します。
それが「条件を合わせる」ということです。
また例を出して説明します
年収が300万円の人がいたとします。
日本の平均年収は400万~450万円くらいなので、300万円は平均から見れば少ない方ですよね。
でもこの人が、週に1日しか働いていなかったらどうでしょうか?
少ないどころか、ものすごく高給取りですよね。
なぜ少ないと思ったかと言えば、条件を週5勤務くらいの想定だったからです。
条件が合っていなかったんですね。
週1働いて年収300万円の人は、単純計算では週5働けば年収1500万円相当です。
つまり数字を比較する上では、条件をできるだけ合わせなくては比較の意味がなくなってしまうのです。
新型コロナは意味のない数字だらけ
ここまで学んだことから考えると、新型コロナの報道で出てくる数字がいかに意味のない数字ばかりかがわかると思います。
まず新型コロナをインフルエンザなどと比べることを意味がないという人がいますが、それは確実に間違いです。
今まで経験してきたウィルスなどと比較をすることで、新型コロナの脅威がどのレベルなのかを多くの人がイメージしやすくなります。
ここでも比較は大切です。
誰もがイメージしやすいように、インフルエンザと比較してみましょう。
まずは感染者数
インフルエンザの感染者数は、毎年約1000万人です。
大体11月~翌年3月くらいの4カ月くらいの間ですね。
これは症状が出て病院を受診して、医師からインフルエンザと診断された人の数です。
病院に行かなかった人も加えると、2000万人程度いると言われています。
それに対して厚生労働省が発表しているコロナの感染者数は、2021年1月時点で30万人弱です。
しかし残念ながらこの数字は使えません。
使えない理由は
- ・この数字が感染者数ではなく、PCR検査陽性者数だから
- ・症状のない人も含まれているから
- ・受けていない人もたくさんいるから
です。
まず「PCR検査陽性=感染」ではありません。
そもそも感染とは、ウィルスが体内に侵入して症状を発症していることを指します。
無症状の人は感染とはなりません。
さらにPCR検査はコロナウィルスのための検査ではありません。
パラインフルエンザ、A型インフルエンザ、B型インフルエンザ、アデノウィルス、RSウィルス、マイコプラズマ、クラミジアなどでもPCR陽性になります。
さらには、コロナウィルスは1万個以上が体内に侵入しないと発症しないと言われていますが、PCR検査では数個のウィルスが体内に侵入ではなく体の表面に付着しているだけでも陽性になります。
そしてPCR検査を受けていない人もたくさんいます。
つまり本当の意味でコロナウィルスに感染した人数は、全く不明ということです。
症状が発症して病院を受診した上で、インフルエンザと診断された1000万人という数字と条件が違い過ぎて比較ができません。
次に致死率
致死率 = 死亡者数 / 感染者数
という式で表せますが、感染者数の数字が使い物にならないので致死率も使いようのない数字になります。
条件を合わせなくてはなりませんから
致死率 = 死亡者数 / 日本の人口
で考えるしかないですね。
要するにコロナにおいて現在判断し得る数字は、「死亡者数」しかないのです。
ただしここにもカラクリがあります。
コロナの死亡者数は、「コロナが原因でない場合にも、PCR陽性であればコロナ死とする」という意味不明なカウントをしています。
つまりガンで亡くなっても、老衰で亡くなっても、PCR検査陽性であればコロナ死になるのです。
コロナの死亡者数に、そのように亡くなった人の数も入っているのです。
その上で2021年1月におけるコロナの死亡者数は4000人弱です。
ちなみにインフルエンザの死亡者数は、インフルエンザによって他の疾患が悪化して亡くなった関連死も含めると10000人以上です。
しかもインフルエンザは、ワクチンも治療薬もあるにもかかわらずです。
どちらの方が、人類にとって怖いウィルスなのでしょうかね。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。