「5類引き下げ」なぜこのタイミングなのか?
やっとです。
政府は、新型コロナを2類相当である(実質2類以上の扱い)「新型インフルエンザ等感染症」から外し、今春をめどに5類感染症とする方針を固めました。
岸田総理が、関係閣僚に5類以降の作業を進めるように指示したそうです。それに合わせて、マスク着用の緩和も進められる見込みです。
マスク着用は自由ですから、本当は緩和も何もなく、「マスク緩和」とか言っている時点でおかしいんですけどね。
とは言え、この茶番が終焉に向かい、マスクを強要する人たちの根拠が失われることは喜ばしい事ではあります。
しかし、喜んでばかりはいられなさそうです。大きな疑問が二つ残ります。
それは
- ・なぜこのタイミングなのか
- ・5類に引き下げれば、社会は正常化するのか
ということです。
なぜ今引き下げなのか
恐らくは、今年の4月あたりに2類相当から5類に引き下げることになりそうですが、なぜこの時期なのでしょうか。
今年になってから、「新型コロナ感染者数世界一」や「1日の新型コロナ死者数最多」などの報道が流れています。
未だにテレビなどが「新型コロナ感染者数」「新型コロナ死者数」などのくだらない報道が毎日垂れ流していること自体が、異常なんですけどね。
もちろん新型コロナ感染者数や死者数は、カウント方法がおかしいので実態とは違いますが、少なくとも現在は1日の新型コロナ死者数が最多になっているというのが公式な見解です。
1日の死者数が最多なのです。数字をそのまま考えれば、新型コロナ騒ぎが始まってから今が最も危機的とも言える状況のはずです。
そのような時に、2類相当から5類にするというのです。2類相当から5類にするということは、「このウイルスの危険性は、これまでよりも圧倒的に低くなった」ということです。
分類 | 主な感染症 |
---|---|
1類 |
エボラ出血熱、ペスト、ラッセ熱 |
2類 |
結核、SARS、MERS、鳥インフルエンザ |
3類 |
コレラ、細菌性赤痢、腸チフス |
4類 |
黄熱、狂犬病、マラリア、日本脳炎 |
5類 |
季節性インフルエンザ、梅毒、麻疹、風疹 |
意味が分かりませんよね。ほとんどの外国では、1年前に新型コロナは終わりにしています。
日本は外国に比べて圧倒的に新型コロナによる被害が少なかったのにも拘らず、そのタイミングで終わりにすることはしませんでした。
報道されている感染者数や死者数が少なかった時期も、多々あります。そのようなタイミングでも、終わりにすることはしませんでした。
それなのに死者数最多の今、終わりにしようとしているわけです。
この茶番が終わりに向かうことは、もちろん良いことですが、散々新型コロナを煽ってきた人たちのロジックからしたら、辻褄が合いませんよね。
結局のところ、新型コロナ対策を続けるかやめるかは、感染状況やウイルスの危険性などには全く基づいていないのです。
思考停止で右往左往していた人たちも、さすがに気付いてほしいものです。
では、何を基準にこの茶番を継続するか終わりにするかを判断しているのかと言えば、おそらくはワクチン製造工場などではないかと思います。
- ・モデルナのmRNAワクチン製造工場を日本に作ること
- ・CDCの日本支部を設置すること
これらを国民に受け入れさせるためには、新型コロナの恐怖を煽る必要があるわけです。
今後、新型コロナ以外でもmRNAワクチンを抵抗なく接種させることも含めてです。
だからこそ、今までこの嘘まみれの茶番を引っ張り続けたのではないかと思います。
そして、5類に引き下げるということは、これらの準備がしっかり整ったことを意味するのではないでしょうか。
社会は正常に戻るのか
5類に引き下げた後は、新型コロナ前の社会に戻るのかと言えば、そうはならないでしょう。マスクを外せない人は、かなりの数になると思います。
大人は好きにすればいいのですが、幼いころからマスクを外すことが悪いことと教えられてきた子どもたちは、中々外せない子が多いと考えられます。
子どもたちは、本当に被害者です。加害者はもちろん、バカな大人たちです。
他にも正常に戻らないことは多々あるかとは思いますが、最も危惧されるのがワクチンです。
新型コロナで国民は、マスク信仰だけでなくウイルスの恐怖とワクチン信仰を植え付けられました。
メディアなどを使って矛盾だらけの情報を流し続けても、ほとんどの国民は疑いを持たず従順なことも確認されました。
そしてモデルナのワクチン製造工場です。
好きなタイミングで感染症の恐怖を煽り、即座にワクチンをばら撒くというビジネスの準備は万全になったわけです。
いつでも好きな時に巨大な利益をあげられる利権ビジネスが、完成したと言ってもいいかもしれません。温暖化と似たようなものです。
そのような意味では、新型コロナ前の社会に戻ることは、二度とないのだと思います。
5類になったとしても、茶番が終わるわけではありません。まだまだ続きます。 むしろ、これは始まりなのかもしれませんね。
まとめ
- ・今春に新型コロナが2類相当から5類になる見込み
- ・感染状況に合わせて引き下げているわけではない
- ・利権的判断による引き下げ
- ・社会は新型コロナ前には戻らない
ワクチン激推し医者たちは、5類への引き下げに反対していたり、引き下げたとしても公費負担の継続を主張しています。まだ稼ぎ足りないのでしょうか。
しかし、新型コロナが恐怖のウイルスだという主張の上では、確かに今引き下げるのは合理性に欠けます。
そのような意味で言えば、ワクチン激推しの医者たちが引き下げに反対するのは、ぶれていないとも言えます。
ですが3年もの間、多くの日本人が専門家なる人たちの言う通りに行動し続けてきたのにも拘らず、一向に終わりが見えません。
そもそもワクチンが切り札で、ワクチンをうてば正常に戻るという話だったはずです。結果は何度うっても終わりが見えないのが続いています。
問題が解決しないのであれば、問題解決のために講じた手段が間違っているというのが当たり前の結論です。
解決することが出来ない手段を延々と続けることなど、愚の骨頂です。手段を変更するべきです。
そんな基本的なことさえ理解できない人ばかりの世の中なのです。もう少し普通に考えて欲しいものです。