陰謀論の正体
誰もが「陰謀論」と言われるものを聞いたことがあると思います。
新型コロナウイルス騒ぎが広まってからは、「陰謀論」と言われるものが非常に増えました。特にワクチン関連のことについては、数多くの「陰謀論」なるものがあります。
テレビなどのメディアや政治家が、様々なことを「それは陰謀論だ」「デマだから騙されるな」などと発信しています。今まであまり見たことのない光景ですよね。
では、そもそも陰謀論とは何なのでしょうか。
結論から言えば、現在言われている陰謀論の大半は
- 政府やメディアなどにとって都合の悪い、メディアが報じないこと
と言えます。
言ってみれば、「陰謀論に仕立て上げている」ということです。
もちろん本当にデマなものもあるでしょうが、陰謀論ではなく世の中に受け入れられていることにも、数多くのデマが存在しますよね。 要するに「常識」「真実」と「陰謀論」の境界線が、科学的根拠などではなく、意図されて引かれていることが多いわけです。
陰謀論の正体
先程も言いましたが、現在の陰謀論とは「政府やメディアなどにとって都合の悪い、メディアが報じないこと」です。
もっと端的に言えば
- 権力者が陰謀論にしたいことが、現在の陰謀論
というわけです。
それにまんまと乗せられて、踊らされているのが思考停止の国民、という構図です。
新型コロナ騒ぎが始まってからは、この「陰謀論認定」が激しさを増していますが、これまでも同じようなことが多々ありました。
みんな忘れちゃうんですかね。忘れても、調べれば簡単にわかるのですが、やはりほとんどの人は自分に実害が及ばないと考えることすらしないのでしょうか。
例えば原発。
東日本大震災が発生する前までは、原発には絶対安全神話がありましたよね。しかし、それに対して異を唱えて、原発の危険性を指摘する数少ない勇気ある人たちもいたのです。
そのような人たちは、どのような扱いを受けていたでしょうか。
「陰謀論者」です。
- 原発が危険だなんて、陰謀論だ!!
というわけです。
事実はどうだったのかは、誰もが知るところですよね。正義感を持って、正しいことを発信していた勇気ある人たちのことを、「アタマオカシイ」扱いしていたのです。
他には、ダイオキシン問題もそうです。
ダイオキシン問題は、未だに多くの人が真実を知らないということについては、原発よりも闇が深いかもしれません。「廃棄物を焼却するときに発生するダイオキシンは、人間の体に猛毒」としてメディアが騒ぎ立てましたね。
ちなみに焚き火が禁止になっているのは、このせいです。しかしこのことには、全く科学的根拠はありません。
メディアどころか、多くの学者たちがダイオキシンは猛毒だと言って騒ぎ立て、ダイオキシンの危険性を訴える書籍なども多数出版されたのにも拘わらずです。
事実は
- 古くて温度の低い不適切な焼却炉を使って焼却した場合のみ、ダイオキシンは発生する。 そしてダイオキシンは人体に、毒性は認められない。
です。
ダイオキシンについても、事実を訴える数少ない学者の人たちも存在しました。しかし、これもまた「陰謀論者」扱いです。
他にもいろいろあります。
STAP細胞とか財政破綻論とか温暖化による海面上昇とか。
事実を正しく主張すると、「陰謀論」と言われ、社会から弾かれるようなことは多々あるわけです。それは過去の出来事を見れば明らかなのにも拘らず、全く学ばない人が大勢いるのです。
- 1.権力者が都合の悪い事実を「陰謀論」にして、真実を捻じ曲げる
- 2.思考停止の国民が、学ばずに信じて洗脳される
- 3.正しいことを言っている人を「陰謀論者」として叩いて社会的に抹殺する
こんな流れですかね。
確かに陰謀論と言われるものの中には、本当のデマもあるでしょうが、たくさんの真実も存在するのです。
科学的根拠を無視した「真実」と「陰謀論」
では、本当の意味での「真実」と「陰謀論」を区別するためには、どうすれば良いでしょうか。
答えはシンプルです。
- 検証などによる科学的根拠を基に判断する
ということです。
- 真実
- 科学的根拠に基づくこと
- 陰謀論
- 科学的根拠に反すること
当たり前ですよね。
このように判断する以外に、術はありません。
もちろん、今現在の科学が万能なわけではありませんので、後々修正や改善をする必要がある場合もあります。しかし少なくともその時の基準となるものは、客観的事実であり、それは科学的根拠に他なりません。
しかし、現実の「真実と言われるもの」と「陰謀論と言われるもの」は、全くそれとは異なります。
- 真実と言われるもの
- 権力者が真実にしたいこと・思考停止の人たちが感情的に信じたいもの
- 陰謀論と言われるもの
- 権力者が陰謀論にしたいこと・思考停止の人たちが感情的に信じたくないもの
となっているわけです。
茶番ですよね。
現在の世の中は、このような歪んだ判断基準によって動いているのです。
陰謀論に仕立て上げる犯人
このような歪んだ世の中にしているのは、一体だれなのでしょうか。
もちろん
- ・メディア
- ・政治家
- ・御用学者
- ・テレビのコメンテーター
などなどが最悪な犯人であるのは、間違いありません。
しかし、このような連中だけのせいではないのです。
思考停止でこの連中のいうことに騙されて、同調圧力という凶器で、正しいことを言っている人たちを容赦なく叩き続ける国民自身も犯人です。自分が正義の行動をしていると思っている分、より質が悪いとも言えます。
自分で調べもせず、テレビなどの情報だけを妄信して、考えた気になっているのです。そして直接的だったり、直接的ではないにしても同調圧力という凶器で、自分で学んで考えて行動している人を攻撃するわけです。
完全に加害者ですよね。
はっきり言って
- 思考停止の無知は、罪
です。
要するに、真実を捻じ曲げている犯人は、国民自身だということですね。
まとめ
- ・今の陰謀論は、権力者や思考停止国民が陰謀論にしたいもの
- ・今の真実は、権力者や思考停止国民が真実にしたいもの
- ・本来的には科学的根拠を基に判断しなくてはならない
コロナ茶番騒ぎで、世の中の判断基準がめちゃくちゃなのが露呈しましたね。めちゃくちゃであることを理解できている人は、自分の頭で考えて判断できる人です。
しかし、大多数の人は思考停止の同調圧力を振り回す人たちです。真実が見えている人は、肩身が狭い思いをしているかもしれませんね。
ですが、どうか気にしないでもらいたいと思います。気にせず、自分の考えに基づいて行動すればいいのです。
共に頑張りましょう。
但し、辛い時は無理せず逃げてくださいね。