無知は罪にもなり得る
世の中には、新型コロナウイルスのことをはじめとして、様々なウソが溢れかえっています。
そしてそのウソは、メディアや権力者たちによって作り上げられています。
彼らの利益のために、国民は本当のことを知らされていないのです。
- ・新型コロナウイルスのウソ
- ・環境問題のウソ
- ・日本が財政破綻するというウソ
- ・戦争などの歴史のウソ
などなど、数えきれないほどのウソがあります。
では、一般の国民は被害者なのかと言えば、そうとも言い切れません。
確かに被害者であることも間違いありませんが、被害者であると同時に加害者でもあります。
知らず知らずのうちに、加害者になっているのです。
そして、ほとんどの人が、そのことに気づくことはありません。
では、なぜ国民が加害者でもあるのかを、説明していきます。
「無知の知」がない
ほとんどの人は、非常に無知です。
無知だからこそ、メディアや権力者のウソに騙されるのです。
しかし、本当にまずいのは、無知であることではありません。
本当にまずいのは
- ・自分が無知であると思っていない
- ・正しい知識を身につける努力をしない
- ・思考停止している
ということです。
「無知の知」とは
- 哲学の父であるソクラテスの提唱した考え方。
- ・Bさんが女性に乱暴をしようとしていたので、Aさんは殴って止めた。
- 「無知であることを知っていること」が重要であるということ。
自分が無知であることを知っているからこそ、疑い・学び・考えるのです。
しかし「無知の知」がない人は、自分が無知であることを知らないため、疑うことも学ぶことも考えることもしません。
それにも拘らず、自信満々で自分が間違っていないと思い込んでいるのです。
その結果、どうなるのかは明白です。
無知なので思考停止ですから、簡単にメディアや権力者のウソに騙されます。
ウソを真実と思ったら最後です。 自分を疑うことをしませんから、自分が正しいと思い込むわけです。
世論という凶器
勝手に一人で、間違ったことを正しいと思い込んでいるだけであれば、特に問題にはならないかもしれません。
しかし、世の中のほとんどの人は、「無知の知」を知らない思考停止の人です。いい様に洗脳できてしまうわけです。
その結果、数の原理による「世論」という社会で最悪の凶器が出来あがります。
この世論という凶器は、無知を自覚し疑い・学び・考えた結果、ウソに対して真っ当な意見を主張する人を攻撃します。
自分たちが正義であるという思い込みによって、正しい意見を言い真っ当な行動をする人を、悪のように糾弾するのです。
まさに、「馬鹿は死んでも治らない」です。
そして何の価値もないこの世論こそが、全てに優先される正しいことであると世の中に刷り込まれているのです。
馬鹿は何人集まっても、馬鹿であるのは明白なんですけどね。
(※ここで言う「馬鹿」は、自分の無知を知ろうともせず、思考停止なのに自分が正しいと思って、人を攻撃するような人のことです。)
無知の罪
このように、無知が集まることによって、社会において最悪の凶器になります。
これは、はっきり言って罪でしかありません。
無知であっても「無知の知」があれば、学び続けることで無知から脱却できます。優秀な人ほど、自分が無知であることを自覚しています。
しかし無知で「無知の知」もない人は、学ぶこともしませんから、何時まで経っても無知です。そして正義かのように、世論という凶器を振りかざすのです。
このことで、何がもたらされるかと言えば、世の中の破壊です。もっと言えば、未来を壊しているのです。
私たちは、未来の世代に対して、つなげていく義務があります。良い社会を作って、バトンタッチしていかなくてはなりません。
私たちの子供や孫の世代に対しての責任があるのです。
しかし無知はそれを壊すのです。
無知であることは、自分だけの問題ではありません。非常に迷惑極まりないのです。
罪でしかありません。
まとめ
無知のままでいることも、個人の権利かもしれません。
しかし、無知のままでいるのであれば、黙っているべきです。行動した時点で罪と言えます。
無知でない人間などいません。まずは自分が無知であることを理解することが、重要です。
本当にソクラテスの言う通りですよね。
現在のコロナ騒ぎなどは、無知から世論という凶器を作り上げて、社会や未来を壊し続けている典型的な例です。
ほとんどの人が、無知であることを理解しない思考停止人間だということを証明してしまっています。
まずは無知であることを自覚して、無知から脱却するためにとにかく自分で学ばなくてはなりません。自分のためにも、社会のためにも、子どもたちのためにもです。
私たちは、未来の世代を不幸にする権利などはありません。
未来に良い社会を繋いでいく義務があるのです。
自分の子どもや孫たちのためにも、無知であることや思考停止であることに気づいてください。
子どもたちの未来を守れるのは、私たち大人です。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。